田井の浦遺跡(読み)たいのうらいせき

日本歴史地名大系 「田井の浦遺跡」の解説

田井の浦遺跡
たいのうらいせき

[現在地名]玉野市田井五丁目

木之崎きのさき陸繋島の周辺に広がる海浜遺跡。その南西部から土木工事に際して古墳時代遺物が多量に出土して注目されたが、発掘調査は行われていず遺跡の正確な様子は明らかでない。現存する土器からみると、遺跡の年代にはかなりの年代幅が推定されるが、関心を集めた土器の年代は、ほぼ五世紀代後半にある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 きのさき

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む