田島 道治(読み)タジマ ミチジ

20世紀日本人名事典の解説

大正・昭和期の宮内官僚 宮内庁長官;貴院議員。



生年
明治18(1885)年7月2日

没年
昭和43(1968)年12月2日

出生地
愛知県名古屋市

学歴〔年〕
東京帝国大学法学部〔明治43年〕卒

主な受賞名〔年〕
勲一等瑞宝章〔昭和39年〕

経歴
明治43年鉄道院総裁後藤新平秘書となり、大正9年愛知銀行常務、昭和17年全国金融統制会理事、20年日銀参与を歴任戦後、21年大日本育英会会長、貴院議員、教育刷新委員会委員となり、23年芦田均首相に請われて宮内府(後の宮内庁)長官に就任。戦後の宮中改革、皇室と国民の橋渡しに尽力した。御進講に志賀直哉、安倍能成らを呼び、また徳川夢声やサトウハチローらとの天皇放談会を開くなどして天皇の風格を世間に広めた。28年退任後、ソニー会長を務めた。H・G・クリールの「孔子」の訳書を出版した。平成15年遺品の中から昭和天皇の「謝罪詔書草稿」が発見され、話題となる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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