20世紀日本人名事典 「田川憲」の解説 田川 憲タガワ ケン 昭和期の版画家 生年明治39(1906)年11月3日 没年昭和42(1967)年3月16日 出生地長崎県 本名田川 憲一 学歴〔年〕長崎市立商業〔大正13年〕卒,川端画学校 主な受賞名〔年〕長崎県文化功労賞〔昭和31年〕 経歴恩地孝四郎の影響で版画を志し、昭和3年川端画学校で油絵を学ぶ。8年郷里の長崎に帰り、9年版画長崎の会を結成、「新板長崎風景」を刊行。以来、唐寺や大浦の外国人居留地など長崎を主題とした木版画を残した。15年日本版画家協会会員。遺作版画集に「長崎東山手十二番館」「十字架鮫」など。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田川憲」の解説 田川憲 たがわ-けん 1906-1967 昭和時代の版画家。明治39年11月3日生まれ。恩地孝四郎の影響で版画をこころざし,川端画学校にまなぶ。昭和8年郷里長崎にかえり,翌年「新板長崎風景」を刊行。以来,唐寺や大浦の外人居留地など長崎を主題とした木版画をのこした。日本版画家協会会員。昭和42年3月16日死去。60歳。本名は憲一。遺作版画集に「長崎東山手十二番館」「十字架鮫」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例