田村村資(読み)たむら むらすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田村村資」の解説

田村村資 たむら-むらすけ

1763-1808 江戸時代中期-後期大名
宝暦13年1月3日生まれ。陸奥(むつ)仙台藩主伊達吉村の子村良(むらよし)の長男。伯父田村村隆(むらたか)の養子。天明2年陸奥一関(いちのせき)藩(岩手県)藩主田村家5代となる。関養軒(ようけん)を援助し藩校教成館(こうせいかん)を創設させた。水谷義閑(ぎかん)に茶をまなび,名物唐物(からもの)茶入れ「田村文琳(ぶんりん)」の所持者だったともいわれる。文化5年10月27日死去。46歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android