田村西男(読み)タムラ ニシオ

20世紀日本人名事典 「田村西男」の解説

田村 西男
タムラ ニシオ

明治〜昭和期の小説家,劇作家,劇評家



生年
明治12(1879)年2月11日

没年
昭和33(1958)年1月21日

出生地
東京・日本橋

本名
田村 喜三郎

学歴〔年〕
東京法学院(現・中央大学)卒

経歴
明治36年から「文芸倶楽部」などに小説を書き、40年滑稽文芸誌「笑」を創刊して花柳小説を発表した。また中央新聞の演芸欄を担当、毎日派文士劇、演芸通話会の文士劇で活躍した。花柳小説集「芸者」「又芸者」「芸者新話」「半玉」「芸者花競」などのほか、戯曲椀久」「実話伊勢音頭」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む