甲子町(読み)かつしまち

日本歴史地名大系 「甲子町」の解説

甲子町
かつしまち

[現在地名]釜石市甲子町

甲子川沿いの松倉まつくらに成立した町。仙台藩領との境に近く、内陸部の遠野と海岸部の釜石を結ぶ釜石街道の中継駅場として江戸時代初期に設置された。甲子町立記録(野田文書)によると慶長一六年(一六一一)三月検地のうえ町立てし、町屋敷地は三九軒とされた。元和年中(一六一五―二四)には検断仁兵衛が火元で三五軒が焼失したという(「大槌古今代伝記」大槌町教育委員会蔵)。「雑書」慶安三年(一六五〇)八月二六日条によると「釜石甲地新町立」が九日市を申請、同年閏一〇月八日検地のうえ市札を下された。屋敷地三〇軒、一軒につき表口七間・奥行二〇間。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む