申の刻(読み)さるのこく

精選版 日本国語大辞典 「申の刻」の意味・読み・例文・類語

さる【申】 の 刻(こく)

  1. さる(申)(ハ)
    1. [初出の実例]「三月十二日申の尅(コク)計に」(出典太平記(14C後)八)
  2. ( 午後四時頃で日没が近づく意から ) 物事の盛りの過ぎたことをいう。多く、古くなった衣服などのたとえ。午後四時。
    1. [初出の実例]「席薦(たたみ)なども、無下に断離(ちぎれ)て、煤びたる几帳に、申(サル)の刻(コク)は、はや過ぬらんとおぼしき、緋の袴を掛られたり」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)続)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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