申潤福(読み)しんじゅんふく(その他表記)Sin Yun-bok

改訂新版 世界大百科事典 「申潤福」の意味・わかりやすい解説

申潤福 (しんじゅんふく)
Sin Yun-bok

朝鮮,李朝時代の画家。生没年不詳。高霊の人。字は笠父,蕙園と号する。図画署の画員で,19世紀初期に金弘道とともに風俗画家として活躍。市井の風俗を風刺的な目でとらえ,遊興の艶冶(えんや)な世界を大胆に描いた。とくに妓生(キーセン)を対象とした作品にすぐれたものが多いが,その豊麗な色彩による生き生きとした人物描写は李朝画壇に新たな刺激を与えた。代表作は《風俗画帖》《美人図》(ともにソウル,松美術館)など。
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