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男作五雁金 おとこだていつつかりがね

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

男作五雁金
おとこだていつつかりがね

浄瑠璃。世話物。8段。1世竹田出雲作。寛保2 (1742) 年大坂竹本座初演。元禄 15 (1702) 年に大坂千日刑場で処刑された雁金文七をはじめ5人の無頼漢を題材とする「五人男物」「雁金物」と呼ばれる作品群の代表作。従来の五人男物の要素を吸収しながら,江戸と大坂の2都にまたがって展開させ,中心人物である文七を同名で2人設定するなどの新構想を立てる。また,文七や平兵衛を単なる無頼漢ではなく侠者として美化・理想化し,五人男物を犯罪劇から侠客劇へと脱皮させる兆しをみせ,以後の五人男物の典拠ともなった。

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