日本歴史地名大系 「町打場」の解説 町打場ちようちば 京都府:福知山市土師村町打場[現在地名]福知山市字土師土師(はぜ)の小字上(うえ)ノ段(だん)の上、長田野(おさだの)の西端辺りをいい、そこより南方約一キロの江戸(えど)ヶ坂(さか)の路傍に高さ約二メートル、幅九〇センチもある自然石の石碑があった。「丹波志」天田郡古跡の部に「町打場 民家ヨリ東ニ当、十間斗高所ニ塚有、松一株ヲ植エ、一本松ト唱、同村絵堂坂(えとうかさか)中ニ石碑有」とある。碑文は次のごとくである。<資料は省略されています>万治年間(一六五八―六一)に藩の鉄砲師牧氏が関流の砲術を指南した記録があるが、当地で大筒を鋳造して、広い長田野でその試射を行ったのであろう。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by