コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

塹壕 ザンゴウ

4件 の用語解説(塹壕の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ざん‐ごう〔‐ガウ〕【××壕】

戦場で、歩兵が敵弾を避けるために作る防御施設。溝を掘り、前方に掘った土や土嚢(どのう)を積み上げたもの。
城やとりでの周囲の堀。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ざんごう【塹壕 trench】

陸上戦闘で敵の火砲や機関銃の射撃から兵員,兵器などを防護するため,大地に掘削した穴,または通路をいう。攻撃,防御いずれの場合も用いられるが,兵力が劣勢の場合,または時間をかせぐ防御の場合には必須の手段である。戦線が流動的でなく固着した場合は,敵味方双方で構築するので,第1次大戦の西部戦線のような塹壕戦となる。【近藤 新治】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ざんごう【塹壕】

陣地の周りに掘る溝みぞ
城の周りのほり。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

塹壕
ざんごう

戦闘において火器の威力保持、秘匿、援護のために掘った穴および掩体(えんたい)と、待機中の兵員、馬匹、車両、兵器弾薬を敵の銃砲攻撃から避けるための溝および掩壕(えんごう)、兵員の移動を図る交通壕を総称していう。第二次世界大戦までは、直線や稲妻型の長い散兵壕に多数の兵士が入り、互いに射撃しあう塹壕戦が展開されたが、航空機や火器の発達による損害を防ぐため分散配置となり、現在では単独または数人を収容するタイプに変わった。掩体壕は、掘った土を前に積み上げて射撃依託に利用し、周囲と上部を草木で偽装する。土の少ない場合は土嚢(どのう)で補う。自衛隊の個人立射(りっしゃ)用小銃掩体は幅1メートル、深さ1.2メートル、盛り土の高さ15センチメートルである。[寺田近雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

塹壕の関連キーワード機関砲トーチカ掩護射撃火戦機銃掃射曲射砲軽機関銃膝射重機関銃伏射

今日のキーワード

ネコノミクス

猫が生み出す経済効果を指す造語。2012年に発足した安倍晋三内閣の経済政策「アベノミクス」にちなみ、経済が低迷する中でも猫に関連するビジネスが盛況で、大きな経済効果をもたらしていることを表現したもの。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

塹壕の関連情報