畏憚(読み)イタン

デジタル大辞泉 「畏憚」の意味・読み・例文・類語

い‐たん〔ヰ‐〕【畏×憚】

[名](スル)おそれはばかること。
源家の如く人心を―せしむること」〈田口日本開化小史

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精選版 日本国語大辞典 「畏憚」の意味・読み・例文・類語

い‐たんヰ‥【畏憚】

  1. 〘 名詞 〙 おそれて気をつかい、遠慮すること。
    1. [初出の実例]「ナポレヲンと雖ども猶畏憚するに至る、何ぞ其れ壮なるや」(出典:匏菴十種(1869)〈栗本鋤雲〉暁窓追録)
    2. [その他の文献]〔史記‐貨殖伝〕

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普及版 字通 「畏憚」の読み・字形・画数・意味

【畏憚】い(ゐ)たん

おそれはばかる。〔漢書循吏遂伝〕、~(昌邑)王(賀)のちを面刺す。王、耳を掩うてちて走るに至る。~國中にんで皆畏憚す。

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