留別(読み)リュウベツ

デジタル大辞泉 「留別」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐べつ〔リウ‐〕【留別】

旅立つ人が、あとに残る人に別れを告げること。「留別の宴」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「留別」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐べつ リウ‥【留別】

〘名〙 旅立つ人が後に残る人に別れを告げること。とどまる人へのいとまごい。また、旅立つ人が残る者に詩を留めて別れの気持を表わすこと。
文華秀麗集(818)上「留別文友。一首。野岑守」 〔李白

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普及版 字通 「留別」の読み・字形・画数・意味

【留別】りゆう(りう)べつ

離別にあたって詩文を残す。唐・杜牧〔張に贈る〕詩 詩一たび君にふ 生聞く(かな)ふ 毫唯だを畫き 瓊尺只だ雲を裁す~數、我に留別す 羞(しうさつ)す、李將軍

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