畝村直久(読み)ウネムラ ナオヒサ

20世紀日本人名事典 「畝村直久」の解説

畝村 直久
ウネムラ ナオヒサ

昭和期の彫刻家



生年
明治42(1909)年2月20日

没年
昭和37(1962)年7月12日

出生地
石川県金沢市

学歴〔年〕
東京美術学校彫刻科〔昭和9年〕卒

主な受賞名〔年〕
日展文部大臣賞(第4回)〔昭和36年〕「和」

経歴
東京美校在学中の昭和5年、第11回帝展出品の「男立像」が初入選。7年第13回帝展で「若い都会の女」が特選となり、以後無鑑査。26年第7回日展で審査員に挙げられ、その後も審査を務めた。36年第4回日展で「和」が文部大臣賞受賞。東京学芸大学彫刻科助教授として後進を育てると共に、日展彫塑の中心的存在として活躍した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「畝村直久」の解説

畝村直久 うねむら-なおひさ

1909-1962 昭和時代の彫刻家。
明治42年2月20日生まれ。昭和5年帝展で「男立像」が初入選。26年日展審査員。36年日展で「和」が文部大臣賞。日展彫塑の重鎮として活躍し,東京学芸大の助教授もつとめた。昭和37年7月12日死去。53歳。石川県出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。作品はほかに「若い都会の女」「婦人の首」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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