畠中観斎(読み)はたけなかかんさい

精選版 日本国語大辞典 「畠中観斎」の意味・読み・例文・類語

はたけなか‐かんさい【畠中観斎】

  1. 江戸中期の狂詩作者。名は正盈。字は子允。通称政五郎、頼母。狂号銅脈先生、片屈道人など。讚岐(香川県)の人。聖護院宮の近習。儒者那波(なば)魯堂の門下だが、大田南畝(蜀山人)と並ぶ狂詩の大家として知られた。代表作に狂詩集「勢多唐巴詩(せたのからはし)」「太平楽府」「太平遺響」、戯作「針の供養」など。宝暦二~享和元年(一七五二‐一八〇一

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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