番山古墳（読み）ばんやまこふん

日本歴史地名大系 「番山古墳」の解説

番山古墳
ばんやまこふん

[現在地名]高槻市上土室五丁目

土室（はむろ）集落の北西方に位置し、平地から丘陵に移行する傾斜変換線近くに築造された古墳である。現状は径六〇メートル弱の円墳状を呈するが、墳丘の南側には池がめぐり、周囲の地形からみて、周濠をめぐらせる西向きの前方後円墳であったことがうかがわれる。墳丘および周辺地形の測量が行われた結果、全長八〇メートル前後の前方後円墳と推定された。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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