番沢村(読み)ばんざわむら

日本歴史地名大系 「番沢村」の解説

番沢村
ばんざわむら

[現在地名]表郷村番沢

社(やしろ)川上流にあり、南は金山(かねやま)村、北は社仁井田(やしろにいだ)村、西は中野(なかの)村、東は中寺(なかでら)村に接する。古代から開けた村で遺跡も多く、中世の板碑も数多く残り、結城白川氏にかかわる城館跡や道筋に造立されたと思われる。字緑山(みどりやま)に文保元年(一三一七)一一月のもの、字桜下(さくらした)にある延文三年(一三五八)六月の阿弥陀の種子に「為覚法坊施主等敬白」と記したものなどがある。江戸時代初めは会津領、寛永四年(一六二七)白河藩領、寛保元年(一七四一)以降越後高田藩領。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録では高一千一六五石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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