番縄(読み)つがいなわ

精選版 日本国語大辞典 「番縄」の意味・読み・例文・類語

つがい‐なわつがひなは【番縄】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 柱と横木とを結びあわせるための縄。柱と横木とのつがいめを結びあわせる縄。
    1. [初出の実例]「下つ綱根〈古語に番縄(つがひなは)の類、これを綱根といふ〉」(出典延喜式(927)祝詞)
  3. 船の綱具の一つ。船上に苫(とま)をふくとき、帆柱または帆棟(ほむね)棟木として、これに多数のつがいで合掌小屋組するのに用いる縄。〔和漢船用集(1766)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 古語 名詞 実例

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む