綱根(読み)つなね

精選版 日本国語大辞典 「綱根」の意味・読み・例文・類語

つな‐ね【綱根】

  1. 〘 名詞 〙 古代建築で、柱の下部横木を結び固めるのに用いた葛や栲(たく)の綱。かずね。
    1. [初出の実例]「此の敷坐す大宮地の底津(したつ)磐根の極み、下津綱根(ツナネ)、〈古語番縄の類、これを綱根といふ〉」(出典延喜式(927)祝詞)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む