番謡(読み)バンウタイ

デジタル大辞泉 「番謡」の意味・読み・例文・類語

ばん‐うたい〔‐うたひ〕【番謡】

一番の謡曲全部を素謡すうたいでうたうこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「番謡」の意味・読み・例文・類語

ばん‐うたい‥うたひ【番謡】

  1. 〘 名詞 〙 一番の謡曲を始めから終わりまで通して謡うこと。囃子伴奏がつく番囃子と、伴奏のつかない素謡(すうたい)とがある。
    1. [初出の実例]「木枕鼓に番うたひ、腹のへるをかまはず」(出典:浮世草子・傾城色三味線(1701)大坂)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android