番鍛冶(読み)バンカジ

デジタル大辞泉 「番鍛冶」の意味・読み・例文・類語

ばん‐かじ〔‐かぢ〕【番鍛冶】

鎌倉初期、後鳥羽上皇に召されて、1か月ずつ院の御所に上番した諸国刀工御番ごばん鍛冶。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「番鍛冶」の意味・読み・例文・類語

ばん‐かじ‥かぢ【番鍛冶】

  1. 〘 名詞 〙 鎌倉初期、後鳥羽上皇が諸国から召し出して各月交替に院に勤番させた刀鍛冶御番鍛冶
    1. [初出の実例]「信房・舞草・行平・定秀・三条小鍛冶宗近、後鳥羽院番鍛冶、御製作者、以菊為銘」(出典尺素往来(1439‐64))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android