異位重行(読み)イイジュウギョウ

デジタル大辞泉 「異位重行」の意味・読み・例文・類語

いい‐じゅうぎょう〔イヰヂユウギヤウ〕【異位重行】

朝廷儀式のときの並び方。位階の高い順に前から後ろに並び、同位の者は横1列に並んだ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「異位重行」の意味・読み・例文・類語

いい‐じゅうぎょうイヰヂュウギャウ【異位重行】

  1. 〘 名詞 〙 即位式、元旦拝賀など朝廷の公事節会(せちえ)の儀式の時、親王公卿(くぎょう)朝堂庭上での並び方。位階の順に従って高位の者より順に前から後ろに並び、同位の者はそれぞれ横に一列に並んだ。〔内裏式(833)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android