朝堂(読み)チョウドウ

デジタル大辞泉 「朝堂」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐どう〔テウダウ〕【朝堂】

天子が執政し、群臣と会見する所。朝廷
朝堂院」の略。

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精選版 日本国語大辞典 「朝堂」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐どうテウダウ【朝堂】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 天皇が執政する所。君主が政事を聴き、群臣に謁見する所。朝座。朝廷。
    1. [初出の実例]「講仁王経於朝堂及畿内七道諸国」(出典:続日本紀‐天平元年(729)六月庚申朔)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐明帝紀〕
  3. ちょうどういん(朝堂院)」の略。
    1. [初出の実例]「凡宮門内及朝堂。不酒。作楽。申私敬。行決罸」(出典:令義解(718)宮衛)

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普及版 字通 「朝堂」の読み・字形・画数・意味

【朝堂】ちようどう

政堂

字通「朝」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の朝堂の言及

【朝堂院】より

…原則として,朱雀門に面する宮城の中央部に位置する。大極(だいごく)殿・朝堂・朝集殿の三つの部分からなり,これら3部分全体をさす朝堂院の語は史料上長岡宮に至って初めて用いられるが,現在は平城宮以前の用語としても使う。818年(弘仁9)平安宮で朝堂各堂・門に中国風の号をつけるとともに〈八省院〉と称する。…

※「朝堂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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