異味(読み)イミ

デジタル大辞泉 「異味」の意味・読み・例文・類語

い‐み【異味】

普通のものとは違った味。珍しい味。珍しい食物。

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精選版 日本国語大辞典 「異味」の意味・読み・例文・類語

い‐み【異味】

  1. 〘 名詞 〙 普通とは違った味。また、そのような味の食べ物。珍しい食物。珍味。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「女郎の喰ずにおくはいやみの最上なれども異味を嗜まず」(出典:洒落本・郭中掃除雑編(1777))
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐宣公四年〕

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普及版 字通 「異味」の読み・字形・画数・意味

【異味】いみ

珍しい味。〔左伝、宣四年〕楚人(そひと)、(げん)(すっぽん)をの靈に獻ず。子(公子宋)の指動く。~曰く、他日~必ず異味を嘗(な)めんと。

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