異文化間教育(読み)いぶんかかんきょういく(その他表記)intercultural education

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「異文化間教育」の意味・わかりやすい解説

異文化間教育
いぶんかかんきょういく
intercultural education

異文化間の交流から生れた教育や,異文化との接触で生じた諸問題の解決を目指して行われる教育の総称。日本では 1981年の「異文化間教育学会設立によって用いられるようになった。複数の文化にまたがって育つ子供たちの望ましい成育の保障を中心課題とする。現在は,日本社会の国際化に伴ってふえ続ける帰国子女の教育や留学生受入れ,国際理解教育,いわゆる中国残留孤児やベトナム難民子弟の教育など,異文化との交流から生じた課題が注目される傾向にある。また,これまで国内に存在していた異文化に関する教育問題もあらためて取上げられるようになってきた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む