疋間村(読み)ひきまむら

日本歴史地名大系 「疋間村」の解説

疋間村
ひきまむら

[現在地名]群馬町後疋間うしろびきま

引間村(郡村誌)ともいう。四周を引間村に囲まれる。東は同村との入会地、西から南は同村と染谷そめや川をもって境し、北は同村字村北むらきたと境する。四方平坦。字村北国府むらきたこくぶで縄文中―後期の土器や土器破片、石鏃などが出土した。寛文郷帳では田方六石余・畑方九四石余、三河中島藩領。江戸後期の御改革組合村高帳では沼田藩領で家数一八。明治一〇年(一八七七)頃の家数二二(うち社一)・人数九二、牡馬二。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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