疎闊(読み)ソカツ

デジタル大辞泉 「疎闊」の意味・読み・例文・類語

そ‐かつ〔‐クワツ〕【疎×闊】

[名・形動]久しく会わないこと。親しくないこと。また、そのさま。疎遠。
「自然友人交際も―なるの理なれども」〈織田訳・花柳春話

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「疎闊」の意味・読み・例文・類語

そ‐かつ‥クヮツ【疎闊・疏闊】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 疎遠なこと。久しくあわないこと。親しくないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「間何闊とは、両方の間が踈闊なるは、無音なるを云ぞ」(出典:四河入海(17C前)一一)
    2. [その他の文献]〔南史‐王藻伝〕
  3. ぐずぐずしてのろいこと。まわりどおいこと。また、そのさま。迂遠(うえん)。〔杜甫‐贈蜀僧閭丘師兄詩〕
  4. おおまかなこと。また、そのさま。〔漢書‐賈誼伝〕

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