精選版 日本国語大辞典 「疑弐」の意味・読み・例文・類語 ぎ‐じ【疑弐】 〘 名詞 〙 疑うこと。また、疑って、そむくこと。[初出の実例]「聖徳弘茂、海内清平、有二何疑弐一」(出典:日本後紀‐延暦二五年(806)三月丙戌)「基督の復活に就きても、彼の所説は疑弐の間に彷徨せり」(出典:基督と其の事業(1902)〈植村正久〉)[その他の文献]〔晉書‐孫盛〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「疑弐」の読み・字形・画数・意味 【疑弐】ぎじ 疑って心がはなれる。〔晋書、殷浩伝〕、の名り、野推伏するを以ての故に、引いて心膂(しんりよ)と爲し、以て(桓)に抗せしむ。是(ここ)に於て、と頗(や)や相ひ疑貳す。字通「疑」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報