疾痛(読み)しっつう

精選版 日本国語大辞典 「疾痛」の意味・読み・例文・類語

しっ‐つう【疾痛】

  1. 〘 名詞 〙 いたみなやむこと。
    1. [初出の実例]「夫人(それひと)、己が四肢百体を見て、爪皮にいたるまで愛せずといふことなし。疾痛快楽その心に切なり」(出典集義和書(1676頃)一五)
    2. [その他の文献]〔礼記‐内則〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「疾痛」の読み・字形・画数・意味

【疾痛】しつつう

いたむ。〔孟子、告子上〕今、無名指の屈して信(の)びざるり。疾痛して事にあるに非ざるなり。如(も)し能く之れを信(の)ばすらば、則ち秦・楚の路をもしとせざらん。

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