疾視(読み)シッシ

デジタル大辞泉 「疾視」の意味・読み・例文・類語

しっ‐し【疾視】

[名](スル)憎しみをもって見ること。
「スパルタ政府の、最も―する人物なり」〈竜渓経国美談

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精選版 日本国語大辞典 「疾視」の意味・読み・例文・類語

しっ‐し【疾視】

  1. 〘 名詞 〙 憎んで見ること。憎しみの目で見ること。にらむこと。〔布令必用新撰字引(1869)〕 〔孟子‐梁恵王・下〕

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普及版 字通 「疾視」の読み・字形・画数・意味

【疾視】しつし

にらみつける。〔孟子、梁恵王下〕夫(そ)れ劍を撫して疾して曰く、彼惡(いづく)んぞ敢て我に當らんやと。此れ匹夫の一人するなり。

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