病害(読み)ビョウガイ

デジタル大辞泉 「病害」の意味・読み・例文・類語

びょう‐がい〔ビヤウ‐〕【病害】

農作物などの、病気による被害

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精選版 日本国語大辞典 「病害」の意味・読み・例文・類語

びょう‐がいビャウ‥【病害】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 病気などで体に受ける害。
    1. [初出の実例]「例へば電車や公共建築物設備の不完全或は破損の為に将来当然に起るべき怪我や病害を」(出典:一つの思考実験(1922)〈寺田寅彦〉)
  3. ( ━する ) 他の人を困らせたり害したりすること。
    1. [初出の実例]「文王の朝で人を病害するものはあるまいほどに正義にしたぞ」(出典:古活字本毛詩抄(17C前)一六)
  4. 病気による農作物、家畜などの損害
    1. [初出の実例]「病害だけが傍若無人のいきほひで一晩毎に広がって行った」(出典:稲熱病(1939)〈岩倉政治〉三)

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