病気の臓器移植

共同通信ニュース用語解説 「病気の臓器移植」の解説

病気の臓器移植

病気の治療目的で摘出した臓器を別の患者移植する手術。臓器を有効活用する目的がある。元の患者の体では正常に働かない臓器でも、がんなど病気の部分を切除すれば別の患者で使える場合や、高齢者が寿命を迎えるまでの一定期間に機能すればよい場合などに行う。肝臓で作られる異常なタンパク質長年かけて神経を障害するアミロイド・ポリニューロパチーの患者が健康な人から肝臓の部分移植を受け、摘出した肝臓を別の肝臓病の患者に移植する「ドミノ肝移植」や、腎不全透析を受ける患者が、腎臓がんの患者から移植を受ける「病気腎移植」などがある。(共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android