精選版 日本国語大辞典 「痛ましさ」の意味・読み・例文・類語 いたまし‐さ【痛さ】 〘 名詞 〙 ( 形容詞「いたましい」の語幹に接尾語「さ」の付いたもの ) 相手を哀れみ、同情して、心が痛むこと。また、その度合。[初出の実例]「縄を綣(く)り挙げ一人帰り給はん事労(イタマシサ)也」(出典:私聚百因縁集(1257)六)「戸のすき間よりさし覘(のぞ)く家内のいたましさよ」(出典:別れ霜(1892)〈樋口一葉〉一一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例