痛痛(読み)いたいた

精選版 日本国語大辞典 「痛痛」の意味・読み・例文・類語

いた‐いた【痛痛】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙いたいいたい(痛痛)
    1. [初出の実例]「アレ祖父様(じいさま)がいたいたぢゃ」(出典浄瑠璃箱根霊験躄仇討(1801)五)
  2. [ 2 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って ) 残酷に。いたいたしく。ひどく。
    1. [初出の実例]「いたいたと人をしかったりなんどせぬぞ」(出典:史記抄(1477)一五)

いたい‐いたい【痛痛】

  1. 〘 名詞 〙 痛いことや切ること、傷やはれ物、また、刃物などをいう幼児語。いたいた。
    1. [初出の実例]「頭いたいいたいで、ねんねしているんだから」(出典:弱い結婚(1962)〈小島信夫〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android