精選版 日本国語大辞典 「痴がましさ」の意味・読み・例文・類語 おこがまし‐さをこがまし‥【痴さ】 〘 名詞 〙 ( 形容詞「おこがましい(痴━)」の語幹に接尾語「さ」の付いたもの )① ばかげたありさま。ばかさかげん。[初出の実例]「しるべのおこがましさもいとねたくて、憂へもきこえ給はず」(出典:源氏物語(1001‐14頃)総角)② さしでがましいこと。また、その度合。[初出の実例]「ここでわれわれ、と複数形で言うことは、それも烏滸(おこ)がましいことは言うまでもないが、その烏滸がましさを許して頂くとして」(出典:方丈記私記(1970‐71)〈堀田善衛〉三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例