痴がましさ(読み)おこがましさ

精選版 日本国語大辞典 「痴がましさ」の意味・読み・例文・類語

おこがまし‐さをこがまし‥【痴さ】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形容詞おこがましい(痴━)」の語幹接尾語「さ」の付いたもの )
  2. ばかげたありさま。ばかさかげん。
    1. [初出の実例]「しるべのおこがましさもいとねたくて、憂へもきこえ給はず」(出典:源氏物語(1001‐14頃)総角)
  3. さしでがましいこと。また、その度合
    1. [初出の実例]「ここでわれわれ、と複数形で言うことは、それも烏滸(おこ)がましいことは言うまでもないが、その烏滸がましさを許して頂くとして」(出典方丈記私記(1970‐71)〈堀田善衛〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む