( 1 )[ 一 ]の「源氏物語‐帚木」の例文は、河内本、湖月抄本に「をごめきて」とある。文意からは、得意になって語る、誇らかに調子づいて語る意味ともとれる。
( 2 )誘うという意味の「おこつる」や、おもに近世になって見られる「勢いづく」の意の「おこづく」との関連も考えられ、「馬鹿にする」と解釈できるところは、「調子づく、勢いづく」という意味にも解釈できる文脈が多く、次項の「おこづく」と同語源かとも思われる。→「おこ(痴)」の語誌
ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...