痴話文(読み)チワブミ

デジタル大辞泉 「痴話文」の意味・読み・例文・類語

ちわ‐ぶみ【痴話文】

恋心をしたためた手紙恋文艶書えんしょ
「博士論文よりは恋の―」〈魯庵社会百面相

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精選版 日本国語大辞典 「痴話文」の意味・読み・例文・類語

ちわ‐ぶみ【痴話文・千話文】

  1. 〘 名詞 〙 恋をしている男女が、相手自分慕情を書いて送る手紙。艷書(えんしょ)。いろぶみ。恋文。
    1. [初出の実例]「柳にやれや人の世中 ちは文を花に付るはことふりて」(出典:俳諧・犬子集(1633)一一)

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