痴鈍(読み)チドン

デジタル大辞泉 「痴鈍」の意味・読み・例文・類語

ち‐どん【痴鈍】

[名・形動]知恵のまわりが遅くて鈍いこと。また、そのさま。愚鈍。
「いかに―な僕と雖も」〈漱石明暗

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「痴鈍」の読み・字形・画数・意味

【痴鈍】ちどん

愚鈍。宋・軾〔王仲甫哀辞〕詩 笑ふに堪へたり、東坡癡鈍の老 區區としてほ記(しる)す、舟の痕

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