癭蜂(読み)タマバチ

デジタル大辞泉 「癭蜂」の意味・読み・例文・類語

たま‐ばち【×癭蜂】

膜翅まくし目タマバチ科のハチ総称。小形で、多くは黒色か褐色幼虫植物に寄生し、虫癭ちゅうえい虫こぶ)をつくる。クリタマバチ・クヌギタマバチなど。ふしばち。

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精選版 日本国語大辞典 「癭蜂」の意味・読み・例文・類語

たま‐ばち【癭蜂】

〘名〙 ハチ(膜翅)目タマバチ科に属するハチの総称。体長一~六ミリメートルの小形種。体は褐色で光沢のあるものが多い。雌ははねが退化してない種もある。ブナ科バラ科などの茎や芽に産卵し、虫こぶを発生させるので害虫となるものが多い。クヌギタマバチ、クリタマバチなどがあり、虫こぶの形は種類により異なる。日本では約六〇種が知られる。ふしばち。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「癭蜂」の解説

癭蜂 (タマバチ)

動物。タマバチ科の昆虫の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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