発喪(読み)ハツモ

デジタル大辞泉 「発喪」の意味・読み・例文・類語

はつ‐も【発喪】

喪を発すること。その人の死を人々に知らせること。はっそう。

はっ‐そう〔‐サウ〕【発喪】

喪を発表すること。はつも。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「発喪」の意味・読み・例文・類語

はっ‐そう‥サウ【発喪】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 喪を発表すること。〔春秋左伝‐荘公四年〕
  3. 葬礼で、声をあげて泣くこと。
    1. [初出の実例]「三位〈略〉発喪一日。太政大臣〈略〉発喪五日」(出典:令義解(718)喪葬)

はつ‐も【発喪】

  1. 〘 名詞 〙 喪を発すること。その人の死を人々に告げ知らせること。はつそう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「発喪」の読み・字形・画数・意味

【発喪】はつそう

死亡を公表する。

字通「発」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android