デジタル大辞泉 「発」の意味・読み・例文・類語
はつ【発〔發〕】[漢字項目]
[学習漢字]3年
〈ハツ〉1 矢や弾を放つ。「発射・発砲/不発・暴発・連発銃・百発百中」
2 出かける。たつ。「発車・発着/始発・出発・進発・先発・遅発」
3 外部や世間に向けて出す。「発券・発行・発信・発送・発注・発売・発布・発令/増発・乱発」
4 外に現れ出る。生ずる。生じさせる。「発火・発芽・
5 物事を始める。行動を起こす。事が起こる。「発案・発議・発語・発想・発奮/偶発・続発・突発・奮発・自発的」
6 隠れていたものなどを明るみに出す。ひらく。あばく。「発掘・発見・発明/開発・啓発・告発・徴発・摘発」
7 外に向かって伸び広がる。「発育・発達・発展」
8 (「撥」の代用字)はねかえす。はね上げる。「挑発・反発」
9 (「溌」の代用字)とびはねる。「活発」
10 (「醗」の代用字)かもす。「発酵」
〈ホツ〉始める。起こす。起こる。「発願・発起・発作・発心・発足・発端」[名のり]あき・あきら・おき・しげ・ちか・とき・なり・のぶ・のり・よし
[難読]






(はつ)+弓+殳(しゆ)。
(しや)、發するなり」と発射の意とするが、發には発動の意がある。それで軍を発し、また発揮・発明のようにもいう。内より発するを発憤、ことあらわれるを発覚、にわかに起こるを発狂・発作という。
・癈・廢(廃)・撥など、六字を収める。發の声義を承けるものが多い。
bhuatは声義近く、
tは、力を加えてものを動かす意。
(八)petはものを両分する意で、孛bu
piuatは草花の咲き開くことをいう。骨節を分かつことを別biatといい、これらはみな一系の語である。




