発越(読み)はつえつ

精選版 日本国語大辞典 「発越」の意味・読み・例文・類語

はつ‐えつ‥ヱツ【発越】

  1. 〘 名詞 〙 盛んに発散すること。飛び散ること。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「怒気発越、妻を罵り」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)三)
    2. [その他の文献]〔司馬相如‐上林賦〕

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普及版 字通 「発越」の読み・字形・画数・意味

【発越】はつえつ(ゑつ)

外にあらわれ、発散する。〔夢渓筆談、楽律一〕琴は桐を用ふと雖も、然れども多年木性(すべ)て盡くるを須(ま)ち、聲始めて發越す。予(われ)曾(かつ)て初の路氏の琴を見たるに、木皆枯朽し、殆ど指に(た)へずして、其の聲し。

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