白川渥(読み)しらかわ あつし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「白川渥」の解説

白川渥 しらかわ-あつし

1907-1986 昭和時代小説家
明治40年7月27日生まれ。横光利一師事。昭和15年「崖」が芥川賞候補。戦後中間小説をかき,29年「野猿の言葉」が直木賞候補となる。兵庫師範教師,神戸市教育委員長,明石短大教授をつとめた。昭和61年2月9日死去。78歳。愛媛県出身。東京高師卒。本名は正美。作品はほかに「女人の館」「ここは静かなり」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android