白栲(読み)しろたえ

精選版 日本国語大辞典 「白栲」の意味・読み・例文・類語

しろ‐たえ‥たへ【白栲・白妙】

  1. 〘 名詞 〙 梶の木の皮の繊維で織った白い布。雪・霞・雲などをたとえていうこともある。しらたえ。→しろたえの。
    1. [初出の実例]「白細(しろたへ)に 舎人装ひて 和豆香山 御輿立たして」(出典:万葉集(8C後)三・四七五)
    2. 「白雪くだりて地をうづみ、山上洛中おしなべて、常葉の山の梢まで皆白妙に成にけり」(出典:平家物語(13C前)一)

しら‐たえ‥たへ【白栲・白妙】

  1. 〘 名詞 〙 =しろたえ(白栲)
    1. [初出の実例]「仏すらみかどかしこみ斯朗陀弊(シラタヘ)の波かきわけて来ませるものを〈三善清行〉」(出典:日本紀竟宴和歌‐延喜六年(906))

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