白檜曾(読み)しらびそ

精選版 日本国語大辞典 「白檜曾」の意味・読み・例文・類語

しら‐びそ【白檜曾】

  1. 〘 名詞 〙 マツ科の常緑高木。北海道・本州中部以北の亜高山帯に生える。高さ二〇メートル、径六〇センチメートルに達する。樹皮は灰白色を帯び亀裂しない。葉はらせん状に互生するが横枝では左右に開いて二列に並ぶように見え、扁平な線形で先はへこみ長さ二~三センチメートル、裏面には白い気孔線が二本ある。雌雄同株。初夏、単性花をつける。雄花は小さく葉腋(ようえき)につき、雌穂は淡紫色を帯び円柱形。球果は長さ五~七センチメートルの円柱形で暗青紫色。種鱗は扇形で基部はくさび形になり、苞(ほう)鱗は先がそりかえる。種子は大きな翼をもつ。材は建築・器具・経木・パルプ材に用いる。しらべ。りゅうせん。しろつが。〔木曾路名所図会(1805)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 ようえき 名詞

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む