白沢王(読み)ハクタオウ

デジタル大辞泉 「白沢王」の意味・読み・例文・類語

はくた‐おう〔‐ワウ〕【白沢王/縛多王】

清涼殿鬼の間の壁に描かれていた人物。古代インド波羅奈国はらなこくの王で、鬼を捕らえた剛勇武将と伝えられる。

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精選版 日本国語大辞典 「白沢王」の意味・読み・例文・類語

はくた‐おう‥ワウ【白沢王・百沢王】

  1. 清涼殿鬼の間の南壁にある、鬼を斬る図に描かれていたという勇士中国における想像上神獣白沢(はくたく)」を人格化したものか。「はくたくおう」ともいう。
    1. [初出の実例]「南壁白沢王切鬼絵」(出典禁秘鈔(1221)上)

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