色名がわかる辞典 「白群」の解説 びゃくぐん【白群】 色名の一つ。JISの色彩規格では「やわらかい緑みの青」としている。一般に、岩絵の具に用いる群青ぐんじょうを細かい粉末に砕いてできる白っぽい顔料の色。薄い群青色のこと。群青は細かく砕くほど白っぽくなる。群青の原料となる鉱物は天藍石てんらんせき。英名はラズライト(lazulite)という。同じ青い鉱物の青金石せいきんせきもラズライト(lazurite)で混同しがちだが欧文のスペルが違う。ほかに、藍銅鉱らんどうこう、英名アズライト(azurite)も白群の原料となる。 出典 講談社色名がわかる辞典について 情報