白馬の騎手(読み)はくばのきしゅ(その他表記)Der Schimmelreiter

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「白馬の騎手」の意味・わかりやすい解説

白馬の騎手
はくばのきしゅ
Der Schimmelreiter

ドイツの作家 T.W.シュトルムの小説。 1888年発表。北海の岸辺の貧家に生れたハウケ・ハイエンは,堤防監督官の娘と結婚してその地位を継ぎ,人々の反対を押切って新しい堤防を築く。そして,大津波が押寄せたとき,改修を主張していれられなかった旧堤防が切れ,彼は白馬にまたがって家族もろとも水中に没する。彼の堤防は残り,あらしの夜には白馬の騎手が現れるという。自然と戦う人間の運命と,深い人間愛を描いた作品。

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