白馬山麓県立自然公園(読み)はくばさんろくけんりつしぜんこうえん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「白馬山麓県立自然公園」の意味・わかりやすい解説

白馬山麓県立自然公園
はくばさんろくけんりつしぜんこうえん

新潟県南西部,姫川流域と海川上流部の海谷渓谷から成る自然公園。面積 50.40km2。 1959年指定。南西には中部山岳国立公園,東には妙高戸隠連山国立公園がある。姫川流域には,白馬蒲原,姫川などの温泉,スキー場,キャンプ場などがあり,北アルプスの登山口としてもにぎわう。黒姫山 (1221m) ,明星山 (1188m) は石灰岩から成り,カルスト地形景勝地も多い。姫川支流小滝川の河床には翡翠原石がみられ,付近は天然記念物に指定されている。海谷渓谷を囲む海谷山地は植物群落宝庫。長野県境の雨飾山北麓に,古くから登山基地とされた温泉,梶山新湯がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android