妙高戸隠連山国立公園(読み)ミョウコウトガクシレンザンコクリツコウエン

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

妙高戸隠連山国立公園

新潟・長野両県の6市町村にまたがり、活火山妙高山焼山や、海底火山由来の戸隠連山など多様な山系と糸魚川ジオパークを含む山域。上信越高原国立公園の西側部分だったが、東側との生態系景観の違いから2015年3月に分離して指定を受けた。

(2018-10-17 朝日新聞 朝刊 新潟全県・2地方)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

妙高戸隠連山国立公園
みょうこうとがくしれんざんこくりつこうえん

長野県新潟県の県境に位置する自然公園。面積 397.72km2。妙高・戸隠地域は 1956年上信越高原国立公園に編入されたが,2015年に同公園から分離し,妙高戸隠連山国立公園として指定された。富士火山帯の北端にあたる焼山妙高山黒姫山飯縄山などの火山と,火打山雨飾山高妻山戸隠山などの非火山,それらの裾野に広がる妙高高原戸隠高原などの高原,および野尻湖からなる。地質的な成因と山容を異にする,個性に富んだ山々が小範囲に集まっており,優れた山岳景観をつくっている。野尻湖をはじめ,湖沼や湿原なども多い。急峻で複雑な地形であるため多様な動植物が生息する。植生は日本海岸気候の影響を受け,トガクシソウなどの希少種が自生。野鳥の生息域としても重要であり,国内北限のライチョウ(国指定特別天然記念物)の個体群のほか,イヌワシ(国指定天然記念物)やクマタカなども見られる。山岳信仰を育てた戸隠神社門前町や,450年以上の歴史をもつ小谷温泉などが文化的景観を形成する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

妙高戸隠連山国立公園
みょうこうとがくしれんざんこくりつこうえん

新潟・長野両県にまたがる国立公園。妙高火山群に属する妙高山、焼(やけ)山、黒姫(くろひめ)山、飯綱(いいづな)山や戸隠連峰、野尻(のじり)湖などが含まれる。面積397.72平方キロメートル。指定域は1956年(昭和31)に妙高・戸隠地域(西部地域)として上信越高原国立公園に追加指定されたが、草津(くさつ)・万座(まんざ)・浅間(あさま)地域、志賀高原(しがこうげん)地域、谷川(たにがわ)・苗場(なえば)地域などからなる東部地域に対して独立性が強いことから、2015年(平成27)に分離、32番目の国立公園となった。地域の高原は夏に避暑地、冬季にはスキー場として開発・利用されており、温泉保養地も多い。[編集部]

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